ARTIFACT CALCULATION STANDARDLBS 聖遺物計算基準
キャラクター、武器、編成を、現在の聖遺物環境に合わせて公平に比較するためのLUNABASE独自基準です。
BACKGROUND
なぜ新しい基準が必要なのか
これまでLUNABASE Simulatorで使用してきたKQM基準は、同じ条件でキャラクターを比較するための分かりやすい基準です。一方で、現在のゲーム環境における聖遺物の到達水準を表すには、が弱くなりやすいという問題があります。
エリクシルや塵など、狙った聖遺物を作成・調整する手段が増えています。以前より高品質な聖遺物を現実的に用意しやすくなり、従来の配分では現在の育成水準を低く見積もる場合があります。
従来の一律上限では、ローテーションを成立させるために必要な元素チャージ効率へ十分に配分できないことがあります。爆発を予定どおり使えない比較は、火力比較の前提そのものが崩れます。
1つのステータスへ配分できる数が強く制限されるため、HP特化、熟知特化、高ER要求など、実際には成立するビルドを十分に再現できないことがあります。
OVERVIEW
LBSの全体像
| 項目 | KQM | LBS |
|---|---|---|
| 星5の固定ロール | 20 | 20 |
| 星5の自由配分 | 20 | 22 |
| 通常の同一ステータス上限 | 付与可能な部位数 × 2 | 付与可能な部位数 × 3 |
| ERに最大限割り振っても要求ERに満たない場合 | 要求ERを満たせない | 上限を緩和し要求ERに到達させる |
| 星4セットの自由配分 | 12 | 14 |
サブステータス1ロールあたりの数値はKQMと同じです。LBSはロール値そのものではなく、配分総数と配分方法を更新しています。
ALLOCATION RULES
固定20ロールと自由22ロール
固定ロール
星5聖遺物を5部位使用する場合、次の10種類へ2ロールずつ配分します。合計は20ロールです。
自由配分ロール
残り22ロールは、そのキャラクター・武器・編成・ローテーションでダメージが最大になるように配分します。ただし、通常は同じサブステータスを1部位につき最大3ロールまでとします。
メインステータスと同じサブステータスは、その部位には付きません。そのため一律の上限を置かなくても、選択した時計・杯・冠から自然に上限が決まります。
ENERGY RECHARGE
元素チャージ効率は火力より先に確保
LBSでは、シミュレーションしたローテーション内のすべての元素爆発が予定どおり使えるERを最初に確保します。残った自由ロールだけを会心・攻撃力・HP・防御力・元素熟知などへ配分します。
- 1必要ERを計算
粒子生成、受け取り、固定回復、爆発消費をローテーション全体で計算します。
- 2必要最小限のERを配分
通常の「1部位3ロール」を超えなければ、その範囲で確保します。
- 3不足時だけ上限を緩和
必要ERに届かない場合のみ、ERを1部位最大5ロールまで配分できます。
- 4残りを火力へ配分
ERを余分に盛らず、残ったロールでDPRが最大になる組み合わせを探します。
例:必要ERを満たすために14ロール必要なら、ER 14 + その他 8 = 22です。ERを不必要に15ロール以上へ増やすことはありません。
物理的な上限も超えません。ER時計を使用している場合、ERサブステータスを付けられるのは残り4部位なので、ER自由配分の最大値は 5 × 4 = 20ロールです。ER時計を使用していない場合、ERサブステータスを付けられるのは5部位全てなので、ER自由配分の最大値は 5 × 5 = 25ロールです。
FOUR-STAR SETS
星4聖遺物セットの扱い
星4セットの効果を発動するには4部位あればよいため、5部位すべてを星4にする必要はありません。LBSでは以下の条件で計算します。
- 自由配分は星5の22ロールから8減らし、14ロール
- 星4部位のサブステータス1ロールは、星5の0.84倍
- 時計・杯・冠のうち1部位を星5として扱う
- 時計・杯・冠の3候補を比較し、最もDPSが高くなる星5メイン部位を自動選択
EXAMPLES
具体例
| 条件 | 対象ステータス | 通常上限 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 会心率冠を使用 | 会心率 | 12 | 冠以外の4部位 × 3 |
| 熟知メインなし | 元素熟知 | 15 | 全5部位 × 3 |
| 熟知時計・熟知杯 | 元素熟知 | 9 | 残り3部位 × 3 |
| ER時計を使用 | 元素チャージ効率 | 通常12 不足時最大20 | 通常は4部位 × 3、ER特例では4部位 × 5 |
FAQ
よくある質問
LBSは実際に所持している聖遺物を再現するものですか?
いいえ。LBSはキャラクター・武器・編成を同条件で比較するための標準モデルです。実際の手持ちで計算したい場合は、シミュレーターのUID聖遺物モードを使用してください。
ERを増やすと自由ロールの総数も増えますか?
増えません。ERも22ロールの中から消費します。ERに14ロール使った場合、火力へ使えるのは残り8ロールです。
必要ERより多く配分されることはありますか?
ありません。ERの通常上限を超えられるのは要求量へ到達するためだけです。到達後のDPR最適化ではERを候補から外します。
KQMとLBSのどちらを使えばよいですか?
既存のKQM基準との比較を続けたい場合はKQM、現在の育成環境とローテーション成立を重視した比較にはLBSを推奨します。シミュレーターの設定画面からいつでも切り替えられます。